言葉にならない想い




「……何のマネだ?」

薄暗い連れ込み宿のとある一室。

ドアと壁の隙間から覗く物騒な顔をした男を、中に居る男が負けじと睨み返す。
ドアを閉めようとした瞬間に無理にねじ込まれた男の脚が、二人の間に作られようとしていた境界を辛うじて阻んでいた。
「中に入れろ。」
静かに、それでも有無を言わせぬ口調で語られたそれを、中の男がせせら笑うように口角を上げる。
「……何だ、あの娘じゃ満足できなかったのかよ。贅沢なヤツだな。」
「………入れねぇとドア叩っ斬るぞ。」
「借金増えるぜ。」
茶化して言うや否や、チャキッと鯉口をきる音がして、外の男が本気で言ってると中に居る男が察知する。


何だってこんな事になってんだ?

疑問に思いながらも、中に居る男と外に居る男は互いを睨み付けた。




***




−ゾロー

ヤツが島に上陸する度に、時間が許せば必ず色街に立ち寄る事は知っていた。。
自分もそうだったからだ。
だから、てっきり女を買っているんだろうとそう思ってた。

今日、今さっきまでは。

この島では、連れ込み宿で女を斡旋してくれると言う。
いちいち品定めしに行く手間も省けると適当に好みのタイプを言ってみた。
来た女は、少々太めではあったがまぁ期待通りだった。

金髪、碧眼、色白。

GM号に乗っているものならば直ぐにわかるだろう、この容姿の特徴。
コックを思わせる容貌だ。

絶対に手に入らない存在と諦めつつも、航海中嫌でも目に入る恋情の対象。
自分で自分を慰めるにも限界がある。
島に着いた時にでも欲望を発散させておかないと、いつ無茶を仕掛けるかもと危惧していたのだ。

その女で溜った欲望を発散しようと、前戯も程々に女陰に男根を埋めようとした時だった。
『……あっ……そこ……うんっ…。』
薄い壁を隔てて聞こえてきたのは、まさしく今頭の中で犯そうとしていたコックの声で。
動きの止まったオレに女が声を出そうと口を開けたから、その口を手で塞いだ。
その間もあられもないコックの矯声が壁越しに響く。
相手の名を呼ばないのが救いだろうか。
女の声が聞こえないように猿轡をして。
コックの声に合わせて、腰を動かす。
目を閉じれば、ヤツを抱いているかのような錯覚に陥る。

いつもより早くイった後、金を払って。
女への後ろめたさから、普段なら絶対しないのだが、ドア口まで見送りに出た。
ちょうどその時隣のドアが開いて。
コックの声によく似た人間の顔を見てやろうとドアの外に出た。
そして、余りの事実に躰が硬直した。
出てきたのは、ガタイのいい男と、バスローブ姿の見間違う筈もない鮮やかな金髪。

(コック………?)

向こうもこちらに気付いたのか、目を見開いて。
じゃあまたねと去る互いの相手を見送って。

ヤツがドアを閉めようとするよりも速く動いて、足を突っ込んで止めた。

(オレは・・・何やってる?)

そうは思っても、もう止められなかった。




***




−サンジ−

ドアノブを握る手を弛めた。
すかさず中に滑り込んできたヤツの熱い視線。
目を合わせる気にはなれず、ゆっくりと背を向けベッドサイドに腰掛ける。

「何か用か?」
「………。」

俯いているオレの視界に入ってきた、濃緑のブーツ。
それは無言で近付いてきて、その爪先がオレのスリッパの先に当たった。

顔を上げた途端に、顎を掴まれ唇に当てられたのはヤツの少し熱を持った唇。

驚いて、抵抗しようとヤツの肩に手を掛けたら、後頭部を片手で掴まれて力づくで舌を捻じ込まれた。

(これは・・・・・・どういう事だ?)

夢を見ているのではないかと思った。

初めて会った時から、その存在感と圧倒的な信念に心惹かれた相手だ。
そのふてぶてしさに呆れ、その戦い振りに心酔し、その静かな情熱に酩酊した。
そして、いつしかそれは憧れから恋慕の情へと変化を遂げた。

触れたい、抱きたい、抱き締められたい。

どんどん想いは募っていって、それを止める事など出来なくて。
その苦しい想いを行きずりの娼婦にぶつけようとしたが、生来の性格が災いした。
女の子を慰み者にするなど、到底考えられなくて。
自分の躯を他の男に抱かせる事で、自分の邪な想いを封じ込めてきた。

出来るだけ、ヤツの容姿と似通ったところのある男に。

この島は、連れ込み宿に男も斡旋してくれるのだとか。
自分はネコだから、というとタチも大丈夫との事。
タイプを言って待ってみれば、流石に緑頭ではないものの、ガタイのいい筋肉質の男で。
できるだけ声を出さずにしてもらって、ヤツに抱いてもらっている錯覚の中で幸せだったのに。

(・・・・・・・・・ダメだっ!!!)

漸く我に返って、今自分に口付けているヤツの腹を両脚で蹴り飛ばす。
油断していたのか、それは相手の腹に見事直撃し、ドアの近くまでヤツは吹っ飛んだ。

(もし、感触を覚えたら、他で代用できねぇっ!)




「ゾロっ!てめぇ、何考えてやがるっ!!」




***




−ゾロ−

腹に喰らった蹴りは、威力が普段の半分にも満たなかったが、油断したオレにはきつかった。
腹を抱えて、ベッドサイドに座って怒鳴りつけてきたヤツに、ヘッと笑って言った。

「抱かせろよ、サンジ。」
「?!!」

驚愕に見開かれた目。
動きの止まった躯。

(あんな声聞かされて、我慢できっか!!)

女相手じゃなきゃダメだと思っていたから、手を出さなかった。
男の方が遊びやすいのなら、オレでも十分だろう。
寧ろ、好都合だ。
もう、気持ちを貰う事など、とうに諦めているのだ。
躯だけでもオレ無しじゃいられなくしてやればいい。

転がった躯を起こして立ち上がり、もう一度ゆっくりと近付くとヤツはベッドから立って、後退りを始める。
狭い部屋だ。
直ぐに窓際へと辿り着き、ただオレを睨む目だけが、オレを拒絶していた。
だが、そんなものどうでもいい。
心が拒否しようが、躯が抵抗しようが、どうでも・・・。

「誰でもいいんだろうが。」
「・・・・・・そうだ。てめぇじゃなきゃな。」
「・・・・・・ルフィでも、か?」
「あいつはそんな事しねぇ。」

きっぱりと言い切るその口調が憎らしくて、一気に距離を詰め抵抗しようとした両腕を片手で頭上へと捻り上げる。
「っ!!!」
「いいねぇ、その顔。ヘタにヤらせてくれる娼婦よりそそるぜ、サンジ。」
「気安く名前呼ぶんじゃねぇ!!」
「・・・・・・いつまでそんな口が叩けるか、見物だな。」

ニヤッと笑って見せて、開いた手でヤツのローブの紐を引き千切った。




***




−サンジ−

「・・・・・・っ・・・・・・んくっ・・・。」
「声出せよ。さっきは隣の部屋まで聞こえてきたぜ。」

ヤツの手が首筋をゆっくりと撫で上げ、耳朶を優しく掴む。
唇は鎖骨に吸い付き、その辺に赤い印を刻み付けてきた。

捩じ上げられた両腕をローブ紐で縛られて、それをベッドヘッドに括り付けられた。
脚も片足胡坐を掻いたように曲げられ、その上にヤツの躯がある。
もう一方も、片手で完全に拘束されている。
股間をおっぴろげて、ヤツに晒している状態で。

ヤツの腹が、勃ち上がったオレの男根の先端を擽る。
粘り気のある汁が、ヤツの腹に模様を描く。
ゆっくりと、じわじわと追い詰められていく自分の躯。
ヤツの顔が鎖骨から胸へと降りて、小さな尖りを攻め始める。

さっきの男とは全然違う、明らかに陵辱しようとしているヤツの行為。

どんなつもりで、さっきまで女を抱いてたヤツがオレとヤろうと思ったのか。
そんなの決まってる。
ただ単に、女の子相手じゃあまり無理はできなかったのだろう。
ちょっとぽっちゃりしてはいたものの、柔らかそうでヤツの思うままの行為ではボロボロになってしまうような娘だった。
だからと言って、何故?
考えても仕方ない。
仕方ないが、ダメなのだ。

ヤツの躯を、自分の躯が喜んでいる。
ヤツの躯を、自分の躯が覚えこもうとしている。

そうしたら、最後。
もう2度と、ヤツ以外とは出来ないだろう。
何度もきっと、ヤツを求めて躯が泣くのだろう。

「・・・・・・止めろっ・・・・・・ゾロっ!!」
「いいな。そうやってオレの名前呼べ。」

なけなしの抵抗も、ヤツを喜ばせているだけのようだ。
乳首を弄られ、大腿を押さえつけている手の親指で裏筋を辿られ、思わず呻く。
それが、またヤツの行為を加速させているようだ。
急に顔が股間に降りて、オレの一番敏感なそれを含んだのだ。

「くぅっ!!・・・・・・んはっ・・・・・・んんっ・・・」
「少し、声出るみてぇだな。じゃ、これはどうだ?」

躯をずらして、オレの脚から降りると、尻の下に膝を滑り込ませて、股間をヤツの顔近くにまで上げられる。
「ばっ・・・・・・やめっ・・・・・・ああああっ!!」

他の男を受け入れてそんなに時間の経っていない孔に、親指を突っ込まれた。
同時にもう一方の手で陰茎を扱かれ、声を殺す事など出来なくなった。
「へぇ。中結構グチョグチョだな。中出しOKなのか、てめぇは。淫乱だな。」
「・・・・・・て、めぇっ・・・・・・やああっ・・・やめ、ろおおっ!!」
「今入ってるの全部掻き出してから、オレのをたっぷりくれてやるぜ。」
親指が抜かれたと思ったら、いきなり人差し指と中指を入れられ、余りの快感に首を振る。
いやらしい音が響き、しかもその行為を目の前で見せ付けられて。

それをしているのが、紛れも無くヤツ・・・・・・心底惚れているゾロで。



何でこんな事になったんだ?
でも………。



ずぶずぶと自分の中に入ってくるヤツを感じて、オレは観念する。
だって、もうどうしようもなく躯が喜んでる。

今までのように視覚と聴覚を閉ざさなくてもいいのだ。
触覚と嗅覚を誤魔化さなくていいのだ。

目を開けば、そこにゾロが居る。
耳に届く、ゾロの低い声と。
肌に触れる、ゾロの無骨な手と。
息する度に薫る、ゾロの匂いと。

「・・・手ぇ解いてくれ。」
目を見開くヤツに、オレはふわっと笑ってみせる。

もういいや、とオレは思った。
ヤツがオレで抜けるのなら、例え気持ちが無くてもいい。
この間だけでも、自分を見てくれるのなら。
「……ゾロ………頼む。」
名前を呼べば、眉間に僅かに皺が寄る。
そして、言葉も無く腕の拘束を解いてくれた。

折角女相手と妄想してヤってるのに、オレが名前なんか呼んだから怒ってんのかな?

耳塞いでくれよ、ゾロ。
目閉じてくれよ、ゾロ。
胸なんてペタンコだけど。
ちょっとタバコ臭いかもしれないけど。

オレでイってくれるといい。

今んとこ、オレの中でも萎えないそれをきゅっと締めてやれば、チッと舌打ちして動きを速めるヤツ。
今までの知らない男達とのSEXとは全然違う。
もう、嬉しくて嬉しくて仕方ない。
涙が溢れて止まらない。
気持ち善すぎてどうしようも無い。
声を殺すことも出来ず、ヤツの首に開放された腕を回して、その肩に口を押し付けて快感に身悶える。
泣きながら、何度も名を呼んで。
「………サン、ジっ…!」
自分の名をヤツの声で聞いた瞬間、胸に熱いものが込み上げて。


有り得ない位の興奮の中で絶頂を迎えたのだった。




***




−ゾロ−

劣情をヤツの中に注ぎ込んで。
余りの事に涙汲みそうになる。
あれ程抵抗していたヤツが、途中から変わった。
自ら受け入れ、自分の名を呼び、抱き締め返してきた。

そうするヤツを・・・・・・他の男も見ているのだと思うと、腹立たしいを通り越して、もっと激しい感情が湧き上がった。

ぶち殺してぇ!
そんな誰でも受け入れるようなヤツを。

抱けばその時だけは自分のモノになるだなんて、甘かった。
こんなにも艶やかなヤツを抱いたヤツが居る。
こんなにも扇情的なヤツを知っているヤツが居る。
そして、それはこれからも・・・・・・。
自分はただのイかせる道具にすぎないのだと悟った。

こんな事なら、抱かなければよかった。
そうすれば、この感情に気付くことなく、ただヤツを見ていられたのだろうに。
欲情を抑えるだけで済んだだろうに。

自分自身が惨めで情けなくて、どうしようもない。

それでも躯はヤツを欲して、ヤツの中で果ててしまった。
名前を呼ばれて嬉しくて。
抱き返してくれた腕が愛しくて。
思わず名を呼んでしまって。

誰がその名を呼んでも、応えてくれるだろうに。
誰がその中に居ても、締め付けてくれるだろうに。


胸に苦いものが込み上げてくる。

もう、絶対に抱けないだろう。

抱いたら・・・・・・。
受け入れるヤツを見たら・・・・・・。


殺しちまうっ!!!




***




荒い息を吐く2人だったが、ゾロがサンジを一瞬強く抱き締めて、その中から自分の男根をズルッと退き出す。
クッと眉間に皺を寄せるサンジのしどけなさに、ゾロが顔を顰めながらもベッドから降り立つ。

暫し無言で見詰め合う2人。

そして、殆ど同時に口を開いた。

「なぁ、ゾロ。」
「サンジ・・・。」

双方とも口を噤んで、相手の言葉を待った。
待って、待って、待ち切れなくなったのはゾロの方だった。

「悪かった。」
「・・・・・・・・・何?」
「てめぇにした事、謝る。許してくれ。」
「・・・・・・・・・どういう事だ?!」
「嫌がるてめぇを無理矢理陵辱した。謝って済む事じゃねぇが・・・・・・もうしねぇから。」
「え・・・?」
「もう、絶対てめぇに手ぇ出さねぇ。」
「・・・・・・・・・。」

サンジが答えを返さなかったからか、ゾロが衣服を整え、踵を返してドアへと向かう。
その背中に、サンジが怒りを含んだ声で問い掛ける。

「・・・・・・・・・オレの躯じゃ満足できねぇか?」
「何?!」

サンジの言葉に、ゾロも怒気を込めて問い返す。

「どういう意味だ?」
「言葉通りだ。女で満足出来なくて、オレに手を出したはいいが、やっぱり男じゃダメだって事だろ?」
「・・・・・・てめぇっ!!」
「折角、てめぇ専属になってやろうかと思ったのによ。」
「?!!!・・・・・・躯だけは相性がいいってか?お断りだっ!!」
「っ!!!」

サンジがゾロの台詞に固まる。
そんなサンジに、ゾロが寂しそうに言葉を紡ぐ。

「ぶっ殺してやりてぇ。」
「・・・何?」

物騒な言葉を吐くゾロに、サンジは意味が分からない。
聞き返せば、ゾロは視線を床に落として更に声を落として言う。

「躯だけでもいいかと思ったんだ。」
「・・・・・・?」
「オレはてめぇに惚れてんだ。抱きてぇってずっと思ってたんだ。船で、そのまま押し倒しちまおうかと何度も思った。だから、島着く
度にてめぇに似た女捜した。今日だって・・・。でも隣からてめぇの声聞こえてきて。てめぇの顔見ちまって。限界だって思って、抱いた。
最初は抵抗してたから、このまま陵辱してやろうって。その躯、抱いてる時だけでもオレのモンになるかって思って。・・・・・・でも、ダメ
だった。他の男に抱かれてるてめぇ想像しちまった。快楽に流されてオレを受け入れたてめぇを見てらんなかった。誰でもいいんだろう、
てめぇは。だがな、オレはオレ以外にもそんなてめぇ抱いてるヤツが居るのかと思うと耐えられねぇ。オレ以外にも容易く身体開くのかと
思うと気が狂いそうになる。オレだけのモンにしたくて、他の男とヤってるてめぇを殺しちまうだろう。だから、もう手ぇ出さねぇ。
・・・・・・悪かった。」
「・・・・・・・・・・。」

サンジが黙ったのをいい事に、ゾロがもう一度背を向ける。
脚を踏み出したゾロに、サンジがベッドから飛び出してその背を抱いた。

「止めろ、サンジ。もうオレはのらねぇぞ。」
「ダメだ。」
「サンジっ!!」
「惚れてるからっ!てめぇに惚れてるから抱かれたくなかったんだ!!!」
「?!!」
「オレは、てめぇに抱かれちまったら、てめぇ以外絶対受け入れられなくなっちまう。てめぇと違うとこばっか目に付いて、てめぇの代わり
見つけられなくなっちまう。いつだって、てめぇに触れたくて抱いて欲しくて堪らなくなっちまう。船だろうが陸だろうがお構い無しに。でも、
てめぇに抱かれてみて気付いたんだ。こんなにSEXが気持ちいいもんだって知らなかった。てめぇ以外じゃ満足出来ないって解った。
だから、だから・・・例えてめぇの気持ちがオレに向いてなくてもいいって。抱いてもらってる時だけは、てめぇの目がオレに向いてる
かなって。それでオレは十分だからって思ったんだ。」

サンジが息を切らしながらも一気に言い放った言葉を、ゾロは黙って聞いていた。
そして、お腹に廻されたサンジの両腕を解き、その手を掴んだままゆっくりと振り返る。

「・・・・・・・サンジ、本当か?今の・・・・・・。」
「・・・・・・ゾロ、てめぇこそ・・・・・・。」

ゾロが持っているサンジの手をグイッと引いて抱き寄せる。
抗うことなくゾロの腕の中に納まったサンジが、ゾロの背に手を廻す。

自然と重なり合う唇。

最初の荒々しいキスよりも強引に入ってきたゾロの舌を、サンジが嬉々として受け入れる。
蹂躙しようとするゾロの熱い湿ったそれを、サンジの舌が絡め取る。

ピチャピチャと音が室内に響き渡るほどに淫猥なキス。

昂ぶる互いの男根を相手に押し付けて。
相手の背をこれでもかと引き寄せて。
自分の気持ちを手と舌に乗せて。

ただ相手の気持ちを感じ取ろうかとするように深い深いキスをし続ける。




そのまま、もう一度ベッドに雪崩れ込んで。




言葉にならない想いを、全身で相手に伝え合う。
そして・・・・・・。




言葉などなくても伝わる想いに打ち震えた。




END


まーるさん、20万打&2周年おめでとうございます!!
ちょぱ都より愛を込めてvv


『抱きたい』から『抱けない』に変わるゾロと、『抱かれたくない』から『抱いて欲しい』に変わるサンジv




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