AFTER THE PANIC




ゾロが元に戻って、
「ログも溜まったことだし、サッサと出航しましょ!」
と言うナミに、ゾロが強硬に拒否した。
「なんでよっ?!!」
「なんでも、だ!!!」
お互い睨み合ったまま、どちらも譲らない。
「大体、アンタが変なモン口にするから、みんな迷惑被ったのよ!アンタの我が儘なんか聞ける訳無いでしょうが!」
「次の島にゃ、一週間以上掛かるんだろっ!我慢できっか!!」
「だ・か・ら、なんでよっ?!!」
「なんで、てめぇに言わなきゃなんねぇんだ?もう、いい!おい、ルフィ!!」
ナミと話しても埒があかないと判断したのか、矛先を船長に代える。
「なんだ?」
「もう1日ぐれーいいだろ?」
「んーーー、でもオレここの料理飽きちまったし。」
「「そういう問題かっ!!!」」
ルフィの見当外れな返事に、ナミとゾロが同時に突っ込む。
さて、側で聞いていて恥ずかしいのはサンジ。
煙草をスパスパ吸って、なんとか自分をごまかしちゃいるが、ゾロの意図が分かってどうにも落ち着かない。
――――要は、シてぇってことなんだろ、オレと。
あんな強引で且つ訳無しじゃ、ただでさえゾロの言うことなど鼻にもかけないナミが言うこと聞いてくれるなんて、
120%以上有り得ない。
ルフィは兎も角、他のクルー達は巻き添え喰わないように、遠回しに見てるだけだし。
「………あー、ナミさん。」
サンジは、仕方無く口を挟むことにした。
自分を見るゾロが、サンジの真意を図り兼ねて訝しそうな顔してる。
――――ま、しゃーねぇな。
「釈だけど、オレもマリモと同意見で………。」
「え?」
――――ゴメンネ、ナミさん。オレも限界で、さ。
ゾロのことで前の島からこっちまともに買い出ししていないこと、明日の朝市で新鮮な食材を揃えて久しぶりに腕を
奮いたいこと、流石に子供相手の日々は疲れたのでベッドで寝たいことをちょっと大袈裟に掻い摘んで伝えた。
ゾロはそんなサンジをあんぐり口を開けて見つめている。
――――てめぇだけじゃねぇぞ、待ってたのはよ。ったく、こっち見んな。
サンジは恥ずかしさからゾロと視線を合わせないまま、ナミの返事を待つ。
ナミは、珍しくサンジからお願い事をされて驚いたが言っていることも最もなので、
「わかったわ。明日サンジ君が戻り次第出航しましょ。」
と言ってくれた。
「あぁ、あとナミさん、アホ剣士荷物持ちに連れてっていいかい?」
肝心な所をさりげなく口にする。
ここが1番重要なのだ。
「えぇ、今までの分、しっかり働いて貰ってね。」
よし、これで準備OK。
「行くぜ。」
サンジはゾロの返事を確認する前に、甲板から飛び降りた。
顔なんか見たら、真っ赤になってみんなにバレるに決まってる。
ゾロが降りたのを気配で掴み取って、サンジはスタスタ歩き出した。


すぐ後ろを歩くゾロの視線を感じて、サンジは振り返れない。
なんだかいたたまれなくて。
「おい!」
ゾロがサンジの腕を掴んで立ち止まる。
「……………。」
「……………。」
自分の方を見ようとしないサンジに業を煮やし、顔を上げさせようと顎に手をかけるが振り払われる。
「てめっ―――!」
「…………そじゃねぇ。」
「あ?」
サンジが漸くゾロを見る。
「買い出しは嘘じゃねぇ。」
その顔は誰が見ても分かる程真っ赤っ赤で。
「だ、だからよ、日持ちするもんとか、酒とかそういうもんをだなあ、今から買いに行って………。」
しどろもどろサンジが喋っている間に、ゾロの表情が刻々と変わった。
最初は眉間に皺寄せて、次は目を見開いて、最後はクックッと笑い始めた。
「ダーーーっ!何が可笑しいっ!!!」
ゾロのそんな様子にサンジがキレる。
「ん?いや、焦ってんなぁオレだけかと思ってたんだが。クックック………。」
「なんだよっ!オレが………じゃ、可笑しいかっ!!」
「あぁ、わかった、わかった。買い出し、サッサと済まそうぜ。」
「何てめぇが指図してんだっ?!!」
「はいはい。オレが悪かった。」
「テキトーにいなしてんじゃねぇーーーっ!!」
「おい、落ち着け。行くぞ。」
「なっ?!あ、こら、そっちじゃねぇーーっ!!」
お決まりのボケをかます剣士に、サンジは軽く蹴りを入れて、歩き始めた。


――――しっかし、どうしたもんかねぇ?
自分と入れ替わりにバスルームへ消えたゾロを思い、サンジはソファに掛けたスーツから煙草を取り出して、ベッドの
端に腰を下ろした。
あれから、小麦粉だの穀類だの根菜類だのをしこたま買い、翌朝船に持ってきてもらえるよう手配した。
買い出しが終わったと知ると、ゾロはすぐさまサンジを宿へ連れ込もうとした。
それをなんとか阻止して、夕飯だけはどうにか取り、宿へ入ったのだが。
――――ったく、ムードもへったくれもあったもんじゃねぇ。
部屋に入り、ドアを閉める間もなくサンジはゾロに抱きすくめられてしまった。
「ゾ、ゾロ。」
「もう、待てねぇ。」
獣のような情欲に満ちた目。
背中に回された鍛えられた腕。
寄せられた唇から漏れる熱い吐息。
――――オレだって!でも………。
サンジはゾロの熱を冷ますように、軽く唇を合わせてから言った。
「風呂、入らせてくれよ、ゾロ。」
「………サンジ?」
「最近、ゆっくり入ってねぇんだ、頼む。」
「……………。」
それでも、まだ腕を離さないゾロにサンジは苦笑する。
「逃げねぇから。」
ゾロの顔を見て優しく微笑んでやると、名残惜しそうに頬を撫でて体を離す。
「………わかった。」
「てめぇも入れよ。」
「………おう。」
ゾロの返事に頷いて、サンジはバスルームに向かったのだ。
そして、現在に至る。
――――オレの方が我慢してたっつーの。
ゾロはちっこい間の記憶が曖昧らしい。
ま、3歳児に覚えとけっていうのが無理だろう。
だから、その間の時間の感覚がないなら、サンジの方がよっぽど抑えてたといえる。
――――ナミさん、ウソついてすいません。オレも若いっつうか、男だから我慢できないんです。
心の中で謝りながら、サンジは煙草に火をつけた。
その時、バスルームのドアが開いて腰にバスタオルを巻いただけのゾロが出てきた。
「なっ?!てめっ、もう出たのか。」
10分と経ってないだろう、サンジが出てから。
呆気に取られている間に、ゾロはサンジの座るベッドまで来ると、ちょっとだけ離れて座った。
「酒、飲まねぇのか?」
間が持たなくて聞くと、
「酔った勢いとか、言われたかねぇ。」
なんて返されて更に気まずくなる。
――――もう、こうなったらなるようになれだ。
つけたばかりの煙草を灰皿に押し付けて、体をゾロの方へ向けた。
膝の上でぎゅっと握り締められたゾロの手にそっと自分の手を乗せる。
「サンジ?」
「もう、待てねぇのはてめぇだけじゃねぇよ。」
サンジはそう言って、ゾロの唇を塞いだ。


性急に押し倒されて、ゾロが口付けてくる。
始めっからおもいっきりディープなヤツ。
――――コイツは舌まで鍛えてんのか?ってか、いつものはあれでも抑えてたのか?
口腔内を全て食い尽くされそうな、息も出来ないような、そんなキスで。
唇が離れてなんとか息を整えていると、バスローブの紐を解かれガバッと左右に開かれた。
「「――――っ!!」」
恥ずかしさにサンジが固まって目を瞑ると、ゾロもなんでか動かない。
「…………ゾロ?」
なんで、てめぇが固まるんだ。
…………やっぱ男じゃダメなのか。
薄目を開けてゾロを見ると、サンジの体を凝視している。
股間は…………、勃ってた、そりゃもう立派に。
「………お、おい。」
「綺麗だな。」
ポツンと呟かれた内容に、一瞬ポカンとしてすぐに全身がパッと朱に染まるのを感じた。
それを見て、ゾロがゴクンと喉を鳴らす。
目は獣のそれだ。
「は、は、早くしねぇとオレが掘るぞっ!!」
サンジは、そのあからさまな視線にたまりかねて叫んだ。
「いや、マジで綺麗だな、てめぇ。」
ゾロはそう言うと、急に体を屈めてサンジの鎖骨の上に唇を落とす。
「……んっ、つぅっ!」
「うしっ!」
「あぁん?………あっ!」
何かと思って見てみれば、ゾロが吸い付いた鎖骨に赤い欝血の痕。
「ちょっ、てめっ………んん、んぅ。」
文句の1つも言ってやろうとした口は、猛獣の口に塞がれて抱き寄せられる。
そして、キスの余韻に浸っているサンジの耳朶を優しく噛まれ体がビクッと震える。
「へぇ。」
「…ん……な、に?」
「感じんだ、ここ。」
そう言って嬉しそうに笑うゾロに、サンジはまたしても羞恥を覚える。
そもそも、自分とて男だ。
女性に奉仕することはあっても、完全に受け身に回ることはなかったのだ。
意外と手持ち無沙汰かもと思っていたが、ゾロの愛撫はハンパじゃない。
先程の耳朶に始まり、首筋、鎖骨、胸、脇、腕、手指、臍、太股、脹ら脛、足指と。
それこそ、全身隅なく最早ゾロが触れてない所はない位サンジの体のイイトコを探っていく。
ゾロの口腔に自身が含まれた時には、すぐに達しそうになる位、感じまくっていた。
「あぁあっ、……ゾロ……もっ……んんっ。」
「イイか?サンジ。」
「あん………イイっ、ヨすぎて、あっ………イっちまうっ!」
「いいぜ、イけ!」
「んぅ、あっ、あぁ、ああああんっ!」
サンジは我慢できずにゾロの咥内へ吐き出した。
「はぁ、はぁ、………ん、てめぇ……。」
「ん?」
口元を拭うゾロを見て、ぞくぞくする気持ちを隠してサンジはゾロを呼ぶ。
「てめぇ…………慣れてねぇ?」
サンジの言葉にゾロのこめかみがピキッと音をたてる。
「あぁ?何言ってやがる?」
「………だってよぉ。」
そこで、ふぅっと大仰にため息をついたゾロは、サンジの体を前触れもなしにクルッとひっくり返した。
「――――なっ?!」
慌てるサンジを余所にゾロはサンジの後ろに舌を這わす。
「ばっ?!いきなり、あんっ…………んなと、こ………ふっ、舐めんなっ!!」
「言っとくがな。」
器用に舌で中を探り、空いた手で尻を撫でながらゾロが続ける。
「ああっ、……あほっ、そこ………で喋んなっ……んんっ。」
「てめぇの体で知らねぇとこないようにしてぇだけだ。ま、それがヨかったんなら、いつでもしてやるぜ。」
「なに………言っ、うんっ、……あふっ…。」
流石、刀くわえながら喋れるヤツは違うなぁと見当違いの感想を頭の中で思ったが、口から零れるのは甘い声だけで。
ゾロが舐める時に溢れた唾液が股を伝い、サンジは羞恥に身をよじらせる。
それを勘違いしたのか、ゾロは舌の横から指を1本侵入させてきた。
「んあっ………?」
「痛ぇか?」
「いや、……んっ…………変な感じ。」
「ちっと我慢しろ。」
ゾロはそう言うと、サンジの中を慎重に且つ確実に辿っていく。
そして………。
「…………ん………うわっ?!」
ある1点をかすめた時、サンジの声が裏返った。
「………ココか!」
覗き込んで来たゾロの顔が喜色満面で、サンジはますます真っ赤になる。
「あっ、あっ、ゾロっ……そ、こ……んあっ。」
「今2本目入ったぜ。わかるか?」
「んなっ……ん、……わかん…ねっ。」
ゾロが執拗にさっきのとこを攻めてきて、イって萎えていたサンジ自身が首をもたげる。
中で蠢くゾロの指が3本になった頃には、サンジはもう体を支えられず額を枕に押し付けて喘ぐしかできなかった。
「も、いいか?」
ゾロの声も余裕が無い。
「あっ、………あん、いい、ぜっ!……ぅんっ、……こいっ、よ、ゾロ!」
「サンジ。」
ゾロは、またしてもクルッとサンジの体をひっくり返す。
「なっ、なに?」
「てめぇはツライかもしれねぇが、てめぇの顔見て抱きてぇ。」
「っ?!」
ゾロはサンジの脹ら脛を掴み、足首を顔の横につく位まで上げて先端を先程まで弄っていたとこへ押し当てる。
そして、そのままゆっくりと中へ挿入させてきた。
「――――!」
「サンジ、力抜けっ!」
「くっ………はぁっ、ん、んん……」
始めて感じる痛みで体がこわばるサンジに、ゾロは一度動きを止めて口付ける。
舌でサンジの上顎や歯列をなぞり、舌を甘噛みしたりして、サンジの緊張を解いていく。
サンジがキスに神経が向いて力が抜けた瞬間、ゾロが全て押し込む。
「んっ!!!」
「はっ……くっ!」
「…………は、入った、のか?」
「おう。」
ゾロがちょっとキツいながらも、満足げにフッと笑ったのを見て、サンジはヘヘッと目尻が緩んだ。
「なんつー顔すんだ?気持ちよくねぇのか?」
ゾロが少しムスッとするのを見て、サンジがまたヘラヘラした。
「んなことねぇ。ねぇんだけど、やっとゾロと―――」
そこまで言ったら今度は泣けてきて、
「……やっと………ゾロと、って思ったら………嬉しくなっちまって………。」
と、サンジはポロポロ涙を零して微笑んだ。
そんなサンジに、ゾロはニカッと笑い、
「オレもだ、サンジ。やっとだもんな。」
「………おう。」
涙を拭いもせず、サンジが返す。
「サンジ。」
「ゾロ。」

「「好きだ。」」

サンジが瞳を閉じ、ゾロが顔を寄せて唇を合わせる。
サンジの目から溢れた雫を指で拭き取ると、ゾロは動きを再開した。
サンジは、ゾロの背中に腕を回して一緒に揺れながら、ただゾロの名前を呼び続けた。


翌朝、ぎこちない足腰を気合いでカバーし、ゾロと朝市に出掛けた。
そこで、サンジはずっと気になっていたことを口にしてみた。
「なんで、てめぇ、元に戻れたかわかるか?」
散々、お互いを貪り尽くしても興奮は収まらず、体も持たないし話でもってことになって。
とはいえ、饒舌なサンジに対し口下手なゾロの組み合わせ。
自然とサンジが話すことになって。
そこで、ゾロがちっこくなった時の話をしたら、
「あぁ?なんで、オレの見た夢知ってんだ?」
って言われた。
どうも、件の果物食べた辺りから甲板で目覚めるまでを全て夢と認識していたらしい。
ま、そこで律儀なゾロらしく、世話になったと頭なんか下げられちゃったのだが。
で、サンジは思いついた。
もしかしたら、元に戻れたキッカケなんか覚えてないかな、と。
「あ?あぁ、あれな。」
「覚えてんのか?」
どーでもよくないことでも寝れば忘れそうなゾロのこと。
無理を承知で聞いたのに、サンジはびっくりして問い詰めた。
「ありゃ、甲板でてめぇと昼寝してた時だろ?なんか冷たいもんが顔に降ってきて目覚ましたらてめぇがいねぇ。
辺り見回したら、えれぇたっかいとこで、てめぇが泣いててよ。言ってることぁ、よくわからんが、オレの名前
言ってるのは聞こえた。」
「……………で?」
「でよ、オレのせいで泣かれんの嫌だから、『てめぇのこと、泣かさねぇオレになる』って思ったら夢から覚めた。」
「………じゃ、じゃあ、なんであの実半分しか喰わなかったんだ?違和感あったなら吐く位できるだろ。」
「寝てて口ん中落っこちてきたヤツか?見たことねぇ実だったからよ。てめぇだったらどんな味か試すだろ?
結構旨かったからてめぇにも喰わせてやろうと取っといた。」
「……………。」
元に戻ったのは、オレの為。
んで、木の実食べたのも、半欠け残ってたのもオレの為。
「お前………。」
「ん?」
「オレにベタ惚れだな。」
「………ま、そうなるか。」
――――否定しねぇのかよ!
天然のタラシだなと思いながら、嬉しくてつい口が滑った。
「これから、オレが作ったもん以外喰うなよ。」
「おう。…………そりゃ、プロポーズか?」
「ばっ――!!」
真っ赤になったサンジを見て、ゾロがニヤリと口角をあげる。
「ま、そう照れんな。」
「照れてねぇし、ぜってー、プロポーズなんかじゃ―――」
「あぁ、わかった、わかった。買い出し、サッサと済まそうぜ。」
「何てめぇが指図してんだっ?!!」
「はいはい。オレが悪かった。」
「テキトーにいなしてんじゃねぇーーーっ!!」
「おい、落ち着け。行くぞ。」
「なっ?!あ、こら、そっちじゃねぇーーっ!!」
相変わらずの方向音痴振りに突っ込みを入れながらも、サンジは笑う。
そんなサンジを見て、ゾロが笑う。


穏やかな2人の時間が過ぎていく。


その後、船に戻った途端、遅いと航海士に怒鳴られ謝ったり。
2人が帰ってこないと徐々に機嫌の悪くなっていった航海士に半泣きの狙撃手と船医を宥めたり。
欠食船長に腹減ったと泣きつかれ、豪華なランチを提供したり。
そんなクルーのはしゃぎっぷりに考古学者が微笑んだり。


GM号は漸く混乱から日常を取り戻して、また新たなる航海に旅立つのだった。




END


☆おまけ☆



その日の夜、ラウンジにて。


「寝たか?」
「おう。」
「片付け、終わったか?」
「まあな。」
「また、島までおあずけか?」
「たりめーだ。………って、どこ触って………んぅ。」
「…………、んな顔すっとヤっちまうぞ。」
「はっ………あん、バカ言う、な。」
「ココはそうは言ってねぇぜ。」
「………んぁ、……ア、ホやってんじゃねぇーーーーっ!!」
「ふごぉっ――――!!」
「んのエロマリモっ!!船の上じゃヤんねぇっつっただろーがっ!!」
「いいじゃねぇかっ!大体、てめぇがエロいから悪ぃんだろが!!」
「オレのどこがエロいっつうんだっ!!」
「どこもかしこもだっ!ちったぁ、自覚しろ!」


ゾロが抜刀し、サンジが身構えた時だった。



「うるさーーーいっ!!寝れないでしょーがっ!!!」
ラウンジの扉がバンと開いたかと思うと、ナミの拳骨が2人の頭に炸裂する。


別の混乱がGM号に訪れるのは、時間の問題かも…………。




☆おまけ☆ おわり


ゾロとのSEXの最中、感極まって泣いちゃうサンジv




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